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中村竜治の

展覧会に行ってきました。

一言でこの展覧会を表すと「空気」を見た気がします。

建築ってやっぱりアウトラインで空気を包むものなんだなと感心しました。


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この最後の虫かごはなんとお値段!90萬円。。。。。

そう。

とてもお高いのです。

一つ売れれば元は取れます。

これは写真ではわからないけど見たときにものすごく感動した。

ここはで緻密に、繊細に同じものを繰り返したときの現象はダイアにも勝る輝きがあります。

建築家の職能はこれから3つに分かれると思っていてそれをすごく感じた。

一つは家守として。

一つはインテリアデザイナーとして。

一つはアーティストとして。

家守はYGSAが育てようとしている建築家でディベ的な存在である。

広域的に街の問題点などを的確にしめし、その再生のシステム持続のシステムを見つけ出す事で最終的に建築にありつける。

インテリアデザイナーとしての建築家は企業の打ち出したいイメージと自分の持つイメージとを合点させ、市場に放流さしていくやり方を持っていて中村拓志などがそうである。

アーティストとしての建築家は自分をブランドとして掲げそれをかてに一品生産の美しい、そして恐ろしく高いものを売っていく。

中村さんや石上さんがそうである。

このパターンは成功すると一気にパドックから駆け上がり世界で勝てる可能性が生まれる。

自分の才能はどこにあるのかを見極めないと大変ってことですよ、、、

このやり方は資本主義社会の中で生き抜くビジネスとしての力をとっても持っているためこれからはこの方法で喰っていく人が多くなる。

アーティストとしての建築

by hama_boy | 2008-06-09 17:25  

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